これまでのスタンダードタイプも可能な限り低床でしたが、どうしても移載装置が付くと500mmを超えてしまいました。今回は移載装置が付いて400mmですからね。僅か100mmと思われるかもしれませんが、後からAGVの導入を検討される工場の場合、AGVの高さなんて考慮されていませんから、移載ステーションの高さが合わないケースも多くあったんです。
そこで、どうにか低くならないものかと、部品の配置や配線の見直しだけでなく、部品そのものをイチから見直しました。実際にどこをどのように変えたかは企業秘密で言えませんが、この結果、今までにない低床400mmが実現できたんです。
この最新型は低床だけでなく、機台の大きさもフレキシブルに大きくも小さくもできますから、本当にどこでも使えるAGVが完成したと自信を持って送り出せます。
また、この低床によってAGVの重心も下がり、走行がグンと安定しています。機台を高くしても重心が低いので荷崩れの心配もますます少なくなりました。前後の車輪で誘導する2輪ステアリングなので、カーブの軌道が小さく小回りが利きます。停止精度もミリ単位ですし、本当にスーッと来てピタッと止まる感じです。展示場ができたら是非多くの方に実機を見ていただきたいですね。
更に、お客様に喜ばれるのは、これによる大きなコストアップがないことと、従来のスタンダードのカスタマイズタイプよりも納期が短縮できたところですね。これも20年以上ある明電舎のAGVの歴史が積上げてきた経験の成せる技だと思います。