105mmって中途半端な数字だと思いませんか。これは自動車メーカー様から組立コンベヤの代わりにAGVを使うために、1mmでも低くという要望にお答えした結果なんです。
ユニットを前方に集中させて配置することで、後方の荷台部分の低床を可能にしています。1番苦労したのは、重心の取り方ですね。物を載せているときは問題ありませんが、重心の取り方が悪いと、物を載せていないときは後ろが軽すぎて、前または左右に傾いてしまいます。
少しでも重心を低く中心に寄るようにバッテリの位置や置き方など何度も設計し直しましたね。荷台部分が低いだけでなく、小さくという要望もあったので、ユニット部分をコンパクトにするためにケーブルの取廻しも見直しました。その結果、従来のAGVの故障の原因の一つだった、断線を大幅に減らすことができました。
現代の工場は多品種少量生産でフレキシブルな製造ラインが求められています。コンベヤのような固定設備は設置場所を必要としますし、部分的に止めるのが困難で自由度がありません。その点、このAGVを使ってラインを組んでいただければ、省スペース化が図れますし、1台だけ止めることも可能です。お客様のニーズに沿ってご利用いただける今の時代に合ったAGVです。