無人フォークは元々あったのですが、1.5t以上の大型タイプが一般的でした。そこまでの重量物は運ばないから、もう少し軽く小さくという声からあり、開発を始めたのですが、販売開始時は大型タイプがメインで、どちらかというと隙間商品でした。でも痒いところに手が届くということで、お客様からは喜ばれましたね。
開発はとにかくエレベータに載せて運べるくらい軽量でコンパクト化を目指しました。エレベータに載せるにはまず自重を軽くする必要があるのですが、フォーク部分に載せて運ぶので重心のバランスをとるのが難しいんです。ユニット部分が軽すぎると荷物を持ち上げた時に、バランスを崩してしまいます。だからと言ってユニット部分を重たくすると自重が重たくなり、エレベータに乗り入れるとなると積載量が限られてしまいます。
フォークリフトというとリフト部分のマストは2本が主流でしたが、自重を軽くするために1本にしました。有人で運転するわけではないので隙間を空けて視界を確保しておく必要がありませんから。バッテリの配置も何度も設計しなおして工夫しました。デザイン的にも少しでもコンパクトになるように角を面取りしています。
AGVとしての技術も集約しており、走行性や安全性にも自信があります。
最近ではクリーンな環境を望まれるお客様からレーザー誘導方式の注文も増えていて、今後ますます活躍の場が増えそうです。