自動車製造工場向け シリンダーヘッド製品
無人搬送システム
アルミ製品の鋳造工場では、現在100台以上の明電舎製無人搬送車がライン間の搬送を日々支えています。
複雑な形状をしているシリンダーヘッドの鋳造は、砂型の中子成形から完成品の洗浄まで様々な工程が必要となり、搬送距離も長くなります。
今回ライン増設に伴い、リフトアップ式に移載装置をカスタマイズした6台のスタンダードタイプの無人搬送車と、それらを自動で管理するトータルシステムを導入しました。
移載を含めた搬送に従事する人員を完全に無人化
生産能力に応じて必要なAGVを稼動できる
これだけ長距離搬送だとコンベアを敷いたり、天井レールを設置したりするのはスペース的に難しく、一度設置してしまうと変更ができません。AGVなら搬送距離が長くても設備が不要なので導入を決めました。生産能力の増減に応じて、必要な時に必要な台数の台車を簡単に設定し稼動できるので、非常に効率も良いですね。