電子部品工場向け かご台車牽引
無人搬送システム
非常に小さな電子部品を製造する工場でも、明電舎の無人搬送車が効率的なライン構築のお手伝いをしています。
品種変更や生産量の増減が激しい電子部品工場では、レイアウト変更が頻繁にあり固定設備を必要としない無人搬送車が最適です。
今回、搬送の自動化・効率化を目的として既設の台車が利用できる潜り込み牽引式の無人搬送車2台とそれらを自動で管理するトータルシステムを納入しました。
複数の工程の搬送作業を無人搬送車に集約
人と通路を共有できるから省スペース
自動充電機能で連続2交代制にも対応
電子部品は品種変更のサイクルが非常に早く、工場のレイアウト変更を頻繁に行った結果、関係する工程が、複数の建物に点在してしまいました。電子部品のような小さな部品は人力でも運べてしまうので、問題が顕在しなかったのですが、調べてみるとかなりたくさんの人間が搬送に労力を割いているのが分かりました。AGVを導入してからは、後工程が必要としているときにAGVが自動で持っていってくれるので非常に助かります。ロボット等のハンドリング設備を必要とせずに導入できたので、投資効果は非常に高いですね。具体的には、3名体制の作業員を1名にすることができました。
インターネットで見てから、導入までに僅か半年という導入スピードも評価できると思います。最近は使い慣れてきたので、更に使い方を工夫して効率化できないか検討しています。