無人搬送車のちょっと変わった使用例

「これも明電舎の無人搬送車です。」

「この展示台も明電舎の無人搬送車です。」
自動車の展示会で活躍しました。

自動車の展示会というこれまで無人搬送車が使われてきた現場とは、異なる環境で、展示物を無人で移動させる装置として、床面にガイドラインを必要としないレーザ誘導方式無人搬送車が利用されました。

レーザ誘導方式の詳細はこちら

特長

  • 荷重4500kgまで搬送可能。
  • 無人搬送車の車高は526mm。全面低床構造。
  • レーザ誘導に必要な地上設備は、目立たないように展示スペースを囲う手すり部分に設置。
  • 展示中、遠隔地でも停止できるように無線を使用した非常停止スイッチを設置。
  • 展示品が回転できるようにターンテーブルを搭載

導入の効果

  • 他の展示物とのスペースの共有。
    同一展示スペースで時間ごとに別の製品を展示する必要があり、無人搬送車を移動させることで、
    その場所に他の製品を展示することができました。
  • ターンテーブル自体を移動させる無人搬送車だから様々な角度から展示物を見せることが可能。
  • 展示会という場所で無人搬送車の使用は珍しく、目立つ存在でした。
    また、磁気テープ等の貼り付けが必要ないので、見た目もきれいにまとめられました。
担当営業の声 「まるで遊園地のコーヒーカップのように、回りながら移動する無人搬送車です。」

自動車の展示会は個人の消費者も多数来場される有名な展示会でした。
そのため、1回の失敗で無人搬送車の評価もさることながら、お客様ブランドを落とすこととなってしまいます。
今回、レーザ誘導方式無人搬送車は、演出内容が本番直前まで変更が繰り返される中、一貫して自動走行と安全走行を守り、1度も展示を中断することなく目的を達成することができました。
自動車やコンパニオンを載せて、まるで遊園地のコーヒーカップのように回転しながら移動することで、明電舎の無人搬送車の高い技術力が証明できました。

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